元AKB48で女優の前田敦子(24)が日本テレビ系の連続ドラマ「ど根性ガエル」(土曜後9・00)でヒロインをはつらつと演じている。
今年はAKBの創立10周年であるとともに自身の芸能生活10周年でもあるメモリアルイヤー。国民的アイドルグループの「絶対的エース」が一人の女優となって着実に歩みを進める今と未来に迫る。
まるで別人のようだ。AKB時代の前田と現在の前田。インタビューで相対した時の雰囲気は前者が陰なら後者は陽。以前はほとんど笑わなかったのに今はずっと笑っている。
「客観的に見て、当時の私は痛かったなと思いますね」とつぶやいて、また笑った。
AKBの時は口数も少なかったが、今は長く言葉が続く。取材の質問に対する答えは以前の3倍以上になった印象だ。
「当時、何かと戦っている自分がいたのは確かなんです。今でも、自分がやらなくちゃいけないこと、向き合わなくちゃいけないことがあるのは同じなんですけど、あの頃は戦っている自分を丸見えにしちゃってた。
ああ、子供だったんだなあと思います。でも、子供だったと言える年齢の頃のことで良かったです」と愉快そうに説明した。
年齢を重ねて人間的に成長した部分は大きいに違いないが、生まれながらの明るさを取り戻した部分もあるだろう。
日本で知らない人はいないと言っていいほどの人気アイドルグループを「不動のセンター」として支える重圧から解放され、一個人に戻って活動を始めてから約3年もの年月が経過した。
「この前、地元に帰った時、友達から“何も変わってないね”と言われたので、元に戻れたのかなとは思います」と打ち明けた。
ドラマ「ど根性ガエル」ではヒロイン・京子ちゃんを生き生きと演じている。
第1話(7月11日放送)に主人公のひろし(松山ケンイチ)から突然プロポーズされ、あまりの能天気さに激怒する場面があった。
「最低!人間のくず!ふざけんな!誰があんたなんかと結婚するか。バカ!」と切れまくる姿は、過去の愛らしいアイドルイメージを払拭(ふっしょく)するほど先鋭的で絶品だった。
「ふだん、あんなに怒鳴ることなんてないですよ」と苦笑い。「小さい子も見ているので、正直、子供に怖い人だと思われたら嫌だなという気持ちもあったんですけど、怒るのはあの場面だけだったので集中してできました。
(共演者でベテラン女優の)白石加代子さんにもほめていただいたんです」とうれしそうに明かした。
京子ちゃんは幼なじみのひろしから求婚され続ける。ドラマとはいえプロポーズはプロポーズ。年頃の女性として何か感じることもあるだろう。
「このドラマは普通の世 界観とは違うので、私自身がどうのというのはないですね。
でも、今は草食系男子が増えていると言われるじゃないですか!?だから、ひろし君のような勇気を子供たちに与えられればいいとは思います。“ストレートに伝えるのはいいことだ”と思ってくれるといいですね」と瞳を輝かせた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150728-00000094-spnannex-ent
今年はAKBの創立10周年であるとともに自身の芸能生活10周年でもあるメモリアルイヤー。国民的アイドルグループの「絶対的エース」が一人の女優となって着実に歩みを進める今と未来に迫る。
まるで別人のようだ。AKB時代の前田と現在の前田。インタビューで相対した時の雰囲気は前者が陰なら後者は陽。以前はほとんど笑わなかったのに今はずっと笑っている。
「客観的に見て、当時の私は痛かったなと思いますね」とつぶやいて、また笑った。
AKBの時は口数も少なかったが、今は長く言葉が続く。取材の質問に対する答えは以前の3倍以上になった印象だ。
「当時、何かと戦っている自分がいたのは確かなんです。今でも、自分がやらなくちゃいけないこと、向き合わなくちゃいけないことがあるのは同じなんですけど、あの頃は戦っている自分を丸見えにしちゃってた。
ああ、子供だったんだなあと思います。でも、子供だったと言える年齢の頃のことで良かったです」と愉快そうに説明した。
年齢を重ねて人間的に成長した部分は大きいに違いないが、生まれながらの明るさを取り戻した部分もあるだろう。
日本で知らない人はいないと言っていいほどの人気アイドルグループを「不動のセンター」として支える重圧から解放され、一個人に戻って活動を始めてから約3年もの年月が経過した。
「この前、地元に帰った時、友達から“何も変わってないね”と言われたので、元に戻れたのかなとは思います」と打ち明けた。
ドラマ「ど根性ガエル」ではヒロイン・京子ちゃんを生き生きと演じている。
第1話(7月11日放送)に主人公のひろし(松山ケンイチ)から突然プロポーズされ、あまりの能天気さに激怒する場面があった。
「最低!人間のくず!ふざけんな!誰があんたなんかと結婚するか。バカ!」と切れまくる姿は、過去の愛らしいアイドルイメージを払拭(ふっしょく)するほど先鋭的で絶品だった。
「ふだん、あんなに怒鳴ることなんてないですよ」と苦笑い。「小さい子も見ているので、正直、子供に怖い人だと思われたら嫌だなという気持ちもあったんですけど、怒るのはあの場面だけだったので集中してできました。
(共演者でベテラン女優の)白石加代子さんにもほめていただいたんです」とうれしそうに明かした。
京子ちゃんは幼なじみのひろしから求婚され続ける。ドラマとはいえプロポーズはプロポーズ。年頃の女性として何か感じることもあるだろう。
「このドラマは普通の世 界観とは違うので、私自身がどうのというのはないですね。
でも、今は草食系男子が増えていると言われるじゃないですか!?だから、ひろし君のような勇気を子供たちに与えられればいいとは思います。“ストレートに伝えるのはいいことだ”と思ってくれるといいですね」と瞳を輝かせた。
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【前田敦子「AKB時代の私は正直痛い子でした」】の続きを読む